香りは0.15秒で脳に伝わります。
(ちなみに痛みを感じるのは0.9秒)
記憶や感情を司る海馬のある大脳辺縁系から、自律神経を調整する視床下部やホルモン調整をする脳下垂体へ伝達されます。
私たちが外界から得る情報は視覚によるものが多いですが、見たものが時間とともに詳細が薄れていくのに対し、香りの記憶は長い間消えずに残ります。
ある香りを嗅ぐと、過去の一場面を思い出したり、特定の人を思い浮かべたりしたことはありませんか?
また、嗅覚は加齢に比例しません。
過度のストレス状態である人の脳は、健康な人に比べ海馬が縮小されているという新聞記事を最近読みました。
ストレスを受けると、刺激が脳に伝わり、体を守るために心身を活性化させる物質を増やし、ストレスホルモンを出させ、海馬の神経細胞にダメージを与えるのが原因です。
ストレスと無縁で生きていくのは難しいですし、逆に心身を活性化させるためには、ある程度のストレスも必要だそうです。
とはいえ、できればストレスを最小限に抑え過ごしたいですよね。
季節の変わり目でもある早春は、ストレスから心身のバランスを崩しやすい時期。
予防するには運動で心身を活性化させ、睡眠の質を改善させることが良いそうですが、神経系は言葉が悪いですが「だまされやすい」そうです(^_^;)
私自身、辛いことがあっても昔のように寝込むほど落ち込むことはなくなりました。
脳がうまく騙されるようになったのかもしれません。
「辛くても身体を動かし、太陽を浴びなさい」と言われたことがあります。
太陽を浴びることで、別名「幸せホルモン」のセロトニンを刺激してくれます。
アロマでは、カモミール・ローマン、ネロリ、マジョラムスイート、ラベンダーがセロトニンに効果的です。
アロマには落ち込みや催淫、ホルモン調整などに良い香りがたくさんあります。
運動や食事に加え、ぜひアロマも活用して脳を活性化させストレスに負けない心身を作りたいですね(^_^)
サロン前の桜の木に蕾がたくさんついていました。
桜の香りによせたアロマもご用意しております。